現実は6割のお店が1年以内に閉店や退店をしています。

現実は6割のお店が1年以内に閉店や退店をしています。

久しぶりにブログ更新です。

美容サロン最適化コンサルタントの藤澤です。

 

ポッドキャストも32回まで更新しまして読者も200名弱ほど増えたみたいです。

第32回は福岡で美容サロンのフランチャイズに加盟している

河内さんのインタビューです。

まだお聴きでない方はコチラより聴いてみてください

https://3di.work/syukyaku/subscribe-to-podcast

 

メルマガも更新しまして、ご登録特典として5つの無料プレゼントを実施しています。

ご登録がまだの方は↓よりご登録ください

http://bit.ly/2KXq39J

 

年商2500万円のマツエクサロンを作るマニュアルを発売したのですが

完売しました。販売再開はメルマガにてお知らせいたしますので

ご興味がある方はメルマガをご登録ください。

 

現実は6割のお店が1年以内に閉店や退店をしています。

ここ最近は開業サポートの方へ力を注いでいます。

将来、美容サロン開業をしたい方に特化したコミュニティーを作ろうかなと

思っています。

 

開業自体はお金がなくても簡単にできるのですが、

難しいのはお店を儲け続け維持していくことです

現実は6割のお店が1年以内に閉店や退店をしています

 

その原因で一番多いのは、「販売不振」です。

中小企業庁の倒産状況で株式会社東京商工リサーチの調査結果で取りまとめた

中小企業の「原因別倒産状況」令和元年9月18日(中小企業庁)を見ると

倒産理由の1位に挙げられているのが「販売不振」です。

つまり、集客が予想通りにいかなかったということです。

 

集客ができなかった理由としては、単純に

集客する方法を知らなかった。知っているがやらなかった。

技術が良ければ勝手にお客様が来店すると思っていた。

自力で何とかなると思っていた。

情報発信不足です。

集客はお金をかけるか、時間や労力をかけるかどちらかしかありません。

 

月商100万を目指すサロンは1人では悲劇

 

単純に月商100万という目標を掲げて開業したとします。

スタッフはあなた一人。

とても現実的な話をします。

 

月商100万円を目指す1人だけの個人サロンであるなら、

施術も接客も集客も経営もすべて1人でしなくてはいけません

回数券やコースなどの販売や化粧品などの販売は省いても

 

おひとりさま個人サロンで月商100万は不可能ではありませんが、

1客単価5000円とするなら30日休まずフルで働いて

1日最低6人~7人は接客(集客)できなければ

達成はできないわけです。

 

月間にすると、180人~210人の集客です。

 

その通常の営業の合間か営業時間外に、経営実務をしたり、集客活動をしたり、

するのですからかなりのムリが必要になっていきます。

 

もし休みを取るなら、週休2日とすれば営業日は約21日ですから、

1日に8.5人~10人の接客(集客)が必要になるのがわかります。

 

1時間の施術に対して片付けや準備、カウンセリングなどで+30分とすれば

実際の提供時間は1時間30分ですから、単純に考えても

約13時間~15時間は営業時間で取られる計算です。

そのほか、経営をしなくてはいけませんので

 

これでは、余裕もなく健康や精神面でおかしくなっていきそうです。

 

 

開業前に逆算する必要性

 

開業する人の中には、サロンでの人間関係が煩わしいので

一人でサロンを開業したと考えている人も少なからずいらっしゃいます。

起業したなら1億円の事業にしていきたいと考える人もいます。

目指す人それぞれで全く違います。

1年で6割のお店や企業が消えていく中で、

大事なのは、想定できるであろうシュミレーションの作成です。

年収300万円でよいのか?年収1000万円を取りたいのか?

スタート時点で行動や考え方が変わってきます。

ゴールもしくは通過地点を先に考えてから、

スタート地点まで逆算してロードマップを作成していくことが成功店の近道です。

 

 

年収300万円のサロンを作る場合

 

おひとり様サロンで

25万円くらいお給料を取れればよいというのであれば、

60万程度の売り上げがあれば余裕で取れるでしょう

以下の数字や費用は私が店舗開発時に想定した計算方法に基づいて算出しました。この数字はあくまで例ですので実際の数字とは異なります。

 

売上60万円に対し

費用

 

家賃

6万円(ベット1台)

 

人件費【あなたのお給料】

25万円(年金、保険料、税金は除く)

 

材料費

5万円

 

機器リース

3万円

 

償却費

3万円

(開業費、運転資金、内装費、看板、備品、印刷物など180万円の自己資金や融資)

 

宣伝広告費

10万円(ホットペッパー・ホームページ・チラシなど)

 

通信費

1万円(インターネット、電話、スマホ)

 

水道光熱費

2万円(電気ガス水道)

 

その他雑費や店舗保険、販売手数料等

5万円

 

営業日数21日(週休2日)

想定目標客単価 6000円(物販は除く)

月間目標客数 100人

1日あたりの目標客数 5人

 

お給料を25万で良いなら、このようなシュミレーションが想定できます。

 

これは自分1人でスタッフ兼任経営者のケースです。

 

年収を1000万円取れるのサロンを作る場合

 

これがもし、サロンで年収1000万円のお給料をあなたが取りたいのであれば、

ベット数も増やし、スタッフも3人~5人、

売上も250万~300万円ベースで考えないといけません

 

 

売上250万円に対し

 

家賃

25万 (ベット4台 20坪程度)

 

人件費(保険、税金は除く)

あなた 83万

スタッフ1 20万

スタッフ2 20万

スタッフ3 20万

 

計143万

 

材料費

25万

 

機器リース

6万

 

償却

7万

(開業費、内装費、看板、印刷物、備品、求人広告、開業前人件費、運転資金などの自己資金や融資420万円)

 

宣伝広告・求人費用

20万

 

通信費

1万円(インターネット、電話、スマホ)

水道光熱費

3万円(電気ガス水道)

その他雑費や保険、販売手数料、士業への支払い等

17万円

 

営業日数21日(週休2日)

想定目標客単価 6000円(物販は除く)

月間目標客数 416人

1日あたりの目標客数 20人

スタッフ1人あたり目標客数 5名

 

どのようなサロンを作りたいのか?あなたはいくらのお給料を取りたいのか?

そのためには、どのくらいの売り上げが必要で、どれくらいの客数が必要なのか?

これらが開業前にとても重要です。

 

商売はギャンブルではない

 

サロンを開業して1店舗目が儲かったら人を雇う、

お店を増やすという考え方があります。

それはギャンブルと変わりません。

これらは、開業前にすでに描いていなければ達成が難しくなります。

どこにいくのか決めずに車に乗り、ナビに目的地を設定せずに

ひたすら車を運転することと似ています。

 

成功確率を高めるには、ゴールや通過地点を定めて、

逆算し、今日は何を行動しなくてはいけないのか?

大きく儲けているサロンを見ていると、

1年間に多くのお店を出店していることに気づくと思います。

 

ただ儲かったからお店を出すのではなく

計画や目標(ゴール)は既に数年前から決まっているのです。

軌道修正したり、寄り道したりしながら

ゴールに向かっているわけです。

 

私自身の話 勢いだけではうまくいかなくなる

私は28歳の時に独立して、会社を立ち上げました。

その時は、無計画でした。

自分の親の会社で役員をやり、ボーっと過ごしていれば、

そのまま社長を継いで楽な人生だったのかもしれないのですが、

当時の私は、実家の家業をさらに発展させ盛り上げたい一心で

親へ日々新しいことを提案し、保守的でそれを面白く思わない親と

対立したのちに喧嘩へ発展して、売り言葉に買い言葉で私は即日クビになりました。

親と子と一緒に商売するとよくある話です。

当時、家を新しく建てたばかりで車も新車を買ったばかり、

ローンも払っていかなくてはいけない中、

何とかしなくてはいけません。

しかも、その辺のサラリーマンで働いてはとても返済できません。

そして、考えた挙句、宅配事業を立ち上げました。

幸い、少ない自己資金と親族から100万ほどお金を貸していただき、

自宅のガレージを事務所に、車もあったので宅配事業を始めました。

開業届を税務署へ出し、退職のご挨拶を兼ねて開業の挨拶回りをし、

以前からお世話になったお客様やご紹介から

運が良いことに、多くの法人企業から仕事を依頼することになり

そして、次第に事業が大きくなって法人化し多くのお金を手にしました。

しかし、勢いで始めてしまった事業を、

方向性が見えない中、続けて行くことになります。

その時は、生きていくことが第一優先で

勢いだけで起業し、運だけで、その事業には想いも目標もなかったのです。

その結果、私は大きな経営判断を誤りました。

それは、会社を拡大をするにはすべて自社化が

正しいと多額の資金を投資したことです。

小さいうちは、何とかなります。

しかし、額が大きくなるとリカバリーが困難になっていきます。

資金調達ができなくなると、宣伝広告費も掛けられません。

そうなると、次第に売り上げも下がっていきます。

銀行や同業者の多くの方に助けてもらいながら、船の舵を修正していましたが

11年後にその船はとうとう沈んでしましました。

そして何もかも失いました。

これは、儲かったらお店を出そう、ヒトを雇おう、事業を拡大しようと

ギャンブルな考えです。

私は身をもって体験しました。

なるようになれでは、かならず燃料切れを起こし、遭難します。

「開業は簡単にできる、しかし、ゴールがなければ、会社は必ず潰れます」

 

サロンを開業で失敗しない方法は?

私は、会社を倒産させてしまった後に、美容業界へ転職することができました。

そこで、見たのはフランチャイズシステムと加盟店の方たちです。

上手くいっている方、上手くいっていない方、そこそこの方など

日本全国の美容サロンの事例を見ることができ、開業から運営、展開まで

目の前で見ていましたが、事業成功する方たちには共通点がありました。

それは、準備と調査、タイミングと引き際です。

開店と同時に出口戦略を考えています。おかしな話ですが、

開店したけれども、売ることや撤退もリスクヘッジして、想定しています。

そして、それらの情報収集にお金を掛けたり、準備にお金を掛けています。

フランチャイズで事業の立ち上げという時間とノウハウを買い、

いつでも手を引けるようにしておいています。

(今度、この辺のお話をポッドキャストやメルマガでできたらしますね)

 

販売不振が倒産の原因が多いわけですが、

その多くは、本来の目的を定めずに、

目先の火消しやテクニックに走ってしまうということ。

すでに開業していて売り上げ不振だから、SNSで集客という考えは良いのですが、

一瞬売り上げが上がったとしても、意味がないことです。

それらに走る前に、まず、基本的なゴールは何なのか?目的地は?を

もっと考える必要があります。

 

開業をしていないのなら、

開業前に準備し、それに沿った調査や情報収集をして、来るべきタイミングで開業する。

当たり前のように聞こえますが、意外とできていないものです。

しかし、誤った決断をしないためにも、これらが大事です。